感染対策チームの一員として、他施設との合同カンファレンスに参加をさせていただきました。他施設では、感染管理認定看護師が中心となって、活発な感染管理活動を展開されている姿を拝見し、自施設でも来院されるすべての方々が安心して入院や通院ができるように感染管理に係る活動を展開したいと思うようになりました。そのためには、私自身が専門的な知識や技術を修得する必要があると考え、志願しました。
感染管理プログラムに基づいた7つの役割を組織横断的に行います。具体的な活動として、以下に示した項目を感染対策の要となる感染対策チーム（ICT）と協力しながら行います。
①感染管理実践のための有機的組織の構築を行う。
②サーベイランスの実施・分析・評価を行い、アウトカムの改善につなげる。
③感染防止技術の実施及び評価を行う。
④感染管理教育の実施及び評価を行う。
⑤自施設で働く医療従事者すべてが、安心して勤務できる職業感染管理対策を行う。
⑥コンサルテーションに対応し、依頼者の問題解決のリソースとなるよう支援する。
⑦ファシリティー部門との連携を図り、感染管理における安全で衛生的な環境の提供へつなげる。
自施設で勤務する全ての医療従事者が感染防止対策を標準的に実施できることを目指し、様々な研修会やラウンドを通して、指導を行います。また、院内外、職種を問わず、疑問や相談に対応し、最新の正しい知識の提供は勿論のことですが、相談者自身が解決方法を導き出せるような支援をしていきたいと考えています。
