緩和ケア病棟  白石 真里

■ 動機
私が皮膚・排泄ケア認定看護師を目指した時の思いは、褥瘡を予防できる知識をもっと身につけたい!傷ができてしまったら早く治したい!患者さんに専門的な看護を提供したい!!でした。その思いが強くなったのは、日々の褥瘡ケアを行う時に痛みを我慢しながら、処置が終わると「ありがとう」と患者さんが言って下さったことでした。私にもっと専門的な知識や技術があれば褥瘡を予防できるのに、もっと早く治すことができるのに・・・そういった思いが強くなりました。入職4年目には緩和ケア病棟に異動となり、褥瘡だけではない皮膚のトラブルを抱えた患者さんに出会いました。スキンケアを私の看護の強みとして病院の中で活かしていきたい、この思いが皮膚・排泄ケア認定看護師になろうと決意した動機でした。

■ 実践
@創傷ケア
皮膚の乾燥を整え、皮膚を傷つけないようなスキンケアを行っています。また創傷管理として、褥瘡、足の傷、瘻孔ケアなどあらゆる創傷に対してのケアを行います。
Aストーマケア(人工肛門、人工膀胱)
ストーマを保有する患者の術前から術後、自宅までの管理を行います。
患者さん、家族の日常生活上での問題に関して相談を受け支援を行います。
B失禁ケア
排泄物による、皮膚のトラブルを予防したり、失禁に伴って生じたおしりかぶれなどのケアを行います。

■ 指導、・相談
専門性の高い看護技術を看護者全員で提供できるように、看護者へ創傷ケア、ストーマケア、失禁ケアに関する相談や指導を看護実践の中で行います。

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